ビットコインとインターネットの関係
ビットコインって「インターネットがあれば使える通貨」なの?
ビットコインはよく「インターネット上で使えるお金」と言われます。
でも、それは単にスマホで操作できるという意味ではありません。
この記事では、ビットコインとインターネットの関係を、仕組みの面からやさしく整理します。
インターネットがないと、ビットコインは使えない?
基本的に、ビットコインを送る・受け取る・確認するといった操作には、インターネット接続が必須です。
理由は簡単で、ビットコインの取引情報はすべてネット上の「ブロックチェーン」に記録されているからです。
たとえば、AさんがBさんにビットコインを送る場合、その情報はブロックチェーンに書き込まれます。
この「書き込み」や「読み取り」は、ノード同士の通信によって実現されています。
つまり、ビットコインはインターネットという道の上で動いている通貨なのです。
分散型ネットワーク=インターネットに乗っている
前回の記事で、ビットコインは「分散型ネットワーク」だと説明しました。
このネットワークは、世界中のノード(参加者)がつながって構成されています。
そのつながりを実現しているのが、まさにインターネットです。
たとえ中央のサーバーがなくても、ノードたちはネットを通じて常に通信し合い、
ブロックの検証や取引の共有を行っています。
ビットコインは、インターネット上に築かれた分散型の金融インフラといえるでしょう。
オフラインでは使えないの?
完全なオフライン環境では、ビットコインの送金や受け取りはできません。
ただし、一時的に秘密鍵をインターネットから切り離す「コールドウォレット」は存在します。
これは「保管」はできても「動かす」にはネットが必要、という点に注意が必要です。
紙の通貨とは違って、ネットに繋いで初めて価値が動くという性質があるのがビットコインの特徴です。
まとめ
- ビットコインはインターネットを前提とした「ネット時代の通貨」です。
- ブロックチェーンの更新や確認も、ノード間のネット通信によって行われます。
- 完全なオフラインで使えるわけではなく、自由に使える分、ネットとの関係も理解が必要です。
ネットワークの中で動く通貨として、ビットコインを支えるインターネットの役割も押さえておきましょう。
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