BTC-14|本当に「分散」できているか?【初級編】

目次

本当に「分散」できているか?

はじめに

「分散投資が大事」とよく言われます。
でも、実際にどう分けるかは人それぞれですし、意外と曖昧な言葉だなと感じることがあります。

僕がまず思い浮かべるのは、「銘柄」での分散です。

たとえば、S&P500にはアメリカの大手企業が500社含まれています。
地域としてはアメリカだけですが、実際にはその企業たちが世界中でビジネスをしているわけで、
そこまで細かく考えずとも、実質的にはかなり広く分散されていると僕は思っています。


実質アメリカ集中だった頃の話

実は、以前はS&P500とオルカン(全世界株)を半々で持っていたこともありました。

でも、よく見てみると、オルカンの構成比の中でアメリカが約6割を占めていたんです。
つまり、S&P500とオルカンを半分ずつ持っていたつもりでも、
実質的には資産の8〜9割近くがアメリカ企業に偏っていたわけです。

もちろん、世界にはこれから大きく成長する国もあるはずです。
そうなれば、オルカンの中身も変わっていくでしょう。
でも、当時の僕には「だったらもう、アメリカだけでいい」と思えました。


僕がシンプルを好む理由

なにより、僕はシンプルな構成が好きなんです。

あちこちに資産を分けるより、
「自分が納得できるものだけを持って、定期的にリバランスする」
それくらいのほうが、気持ち的にも落ち着きます。

オルカンを選べば、中身は自動で調整してくれます。
S&P500を選べば、アメリカの成長に乗ることができます。
どちらを選んでも間違いではないと思いますが、
僕は「見やすさ」と「自分の信頼感」でS&P500に絞りました。


それでもビットコインを組み込んだ理由

そんな中で、どうしても気になったのがビットコインでした。

値動きが激しいことは分かっています。
でも、その中に価値を感じてしまったんです。

将来的に「金」のような存在になるかもしれない。
そんな可能性を感じたからこそ、持たないという選択肢は僕にはありませんでした。


防衛と投資、その両立を目指して

今はまだ、資産を増やす段階だと思っています。
だから、投資にまわす割合は大きめです。

でも、いずれは数百万円単位で生活防衛資金も確保したいと思っています。
実際には給料が定期的に入ってくるので、ある程度の流動性は確保されていますし、
投資信託は売却に少し時間がかかりますが、ビットコインなら即時に換金できるというメリットもあります。


おわりに

「分散」という言葉は便利だけれど、
本当に分けたつもりでも、実は偏っていた──
そんなこともあるかもしれません。

だからこそ、自分が納得できる形で、
無理のないバランスを保ちながら運用していく。
それが、僕の考える分散のかたちです。


※この記事は僕自身の経験と考えにもとづいています。投資判断は自己責任でお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

このブログは、「ChatGPTのくーねる」と一緒に運営しています。
くーねるは、ブログを育てる実務パートナーのような存在です。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次